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茅野 政道; 石川 裕彦; 角田 道生
JAERI-M 83-233, 60 Pages, 1984/01
放射能異常放出時の安全確保に関する研究の一環として、計算コード・システムSPEEDIの開発と、SPEEDIで用いられる計算コードの検証を目的とした野外実験が、1980年から行われている。この報告は、1980、81年に行なわれた線状源による実験の数値シミュレーションについて述べてある。この実験の目的は、内部境界層存在時の鉛直拡散の研究であり、現象及び放出源形状の複雑さを考慮して、SPEEDIの詳細計算コードWIND04/PRWDAを用いて行った。WIND04は、変分法を用いて3次元の質量保存風速場を計算するコードで、PRWDAは、粒子拡散法により濃度分布を計算するコードである。シミュレーションにより、上記計算コードで、風速場が地域的、時間的に変動したり、内部境界層が存在するような条件での、複雑な拡散現象を表現できることが確かめられた。